焼却灰

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○基準値以下の原発汚染廃棄物宮城で試験焼却開始県内2市7町

日本経済新聞 2018年3月21日 2:19

https://r.nikkei.com/article/DGKKZO28380320Q8A320C1L01000?type=my#AAAUgzIyMDA

【有料記事・要旨】東京電力福島第1原発事故により、宮城県内で大量に発生した基準値以下の汚染廃棄物の早期処分に向け、県内の2市7町でつくる仙南地域広域行政事務組合（大河原町）は20日、試験焼却を始めた。約8カ月にわたって実施する。安全性が確認できれば、保管している約1万トンの処分に取り掛かる。事務組合の阿部直樹業務課長は「順調に焼却は進んでいる。安全性には十分気を付けていきたい」と話した。試験焼却する廃棄物は計30トン。事務組合は第1弾として、1キロあたり100ベクレル以下の廃棄物計5トンを5日間かけて家庭ごみと混ぜて焼却し、約1カ月かけて灰に含まれる放射性物質の濃度などを分析。安全を確認した後、第2弾の焼却をする。